A photo album for one year's anniversary -1年目の写真集-

去年の4月、東京ポートモレスビー間を繋ぐフライト第一便でやって来てからもうすぐ1年。
私にとっても、エアニューギニにとっても1年目の記念日を迎えることになる。
今回、就航1年目を記念して、エアニューギニは写真集を作ることになり、
カメラマン柏原さん、ライター福永さんは日本から来られた。
おまけでくっついて行った私も、その日たくさんの人たちと出会い、シャッターを押した。
スナップを集めてみたら、もうすぐ1年になる私にとっても記念の写真集になった。



ココポからラバウルへ続くメインロードを走る。
途中、海の向こうに火山が見える砂浜の村が目に入り、
車を止める。
カラビアという海岸の村に暮らす人々は
突然の訪問客を快く迎えてくれた。


子どもたちは恥ずかしいのと、
好奇心との気持ちいっぱいの笑顔で
カメラの前へ集まってきた。



 
 海から上がったばかりの少女。
濡れたブロンド色の髪からキラキラと雫が流れていた。
体を洗い、食べ物を洗い、
洗濯をし、魚を運んでくる海は
彼らにとってなによりも大きな自然の恵み。


まるで歩くのと同じように
自然に
なめらかに
カヌーを漕ぐ兄弟。


ルル、ルル、とhiroが言っていた。
クアヌアで「手をつなぐ」という意味らしい。
赤ちゃんはしっかりとhiroの手をつないでいた。


仲の良い子ぶたと子ねこに出会う。
違う動物同士が姉妹のようにじゃれ合う姿にも
不思議と違和感を感じなかった。


ポロロン、ポロロン。
灰に埋もれたマンゴアベニューに
明るい音色を響かせながら
歩いていたふたり。

噴火後、最初に花を咲かせたというフレンジペニー。
しっかりと火山灰にその根を下ろしていた。
優しい香りと凛とした強さはラバウルの象徴。


ココポの中心地にある小洒落たお店を覘いてみる。
きれいなカウンターの女性が
「写真を撮って」と言った。


94年の噴火以降、電気も水道もなく
文明から切り離された村マチュピ。
強い視線、
大事そうに抱えた
真新しいカセットプレーヤー、
ベレー帽、
少しはみ出した赤いパンツが
新しい今を主張しているようだった。


ブアイとダカと珊瑚の白い粉を
椰子の器の中で器用に
混ぜ合わせていたおばあちゃん。
歯が不自由になっても
染み付いたブアイの習慣はやめないようだ。



摘みたてのバナナの葉を運ぶ家族。
ガーデンでとれた作物を
絞りたてのココナッツミルクで味付けし
バナナの葉で包み
お弁当としてマーケットへ売りに行く。
豊かな自然の実りに暮らす
豊かな人々。


子どもたちとカヌーに並んで座る。
タヴルヴルの正面に位置しながらも
繰り返される噴火の被害を受けない
奇跡の村マチュピ。
タヴルヴルの神様を信じて暮らすマチュピの人々。


子どもたちに囲まれるライター福永さん。
どんな風にパプアニューギニアが映って、
どんな言葉が浮かんだろう?



ツカヅクリの卵掘りからカヌーで戻ってきた青年。
それを撮る柏原さん。
ステレオタイプではない自然な人々の暮らしを
紹介したいと話しておられた。


楽しい時間をありがとうございました。おふたりの作る写真集、楽しみにしています。
そしてエアニューギニの方々、それに携わった皆様、就航1周年おめでとうございます!

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