パプアニューギニアってどんな国?
国名 Pupua New Guinea 略して「PNG」。大航海時代最初に訪れたポルトガル人がこの地をマレー語で「パプア=縮れた髪」の国と呼び、16世紀にスペイン人がアフリカのギニア沿岸の黒人に似ていることから「ニューギニア」と名づけたのが国の名前の起源。
首都 Port Moresby 略してPOM。1873年にこの地を訪れたイギリスの海軍モレスビー提督の名にちなんでいる。
気候 全般的に高温多湿な熱帯雨林気候。地域差はあるが、気温は年間を通じて21〜32度。四季はなく、1年は雨季(1〜4月)と乾季(5〜12月)に分かれる。雨季といっても、集中的に時間ほど降ったあと、再び晴れるのが特徴。
人種 メラニシア人。しかし地域によって肌の色、体格、顔つきなどに特徴がある。
産業 PNGの産業は、鉱業(金、銅、原油)、林業(木材)、農業(コーヒー、ココナッツ、ヤシ油、カカオ)。ちなみに日本はオーストラリアに次ぐ第2の貿易相手国。
人口・面積 人口約500万人。面積は463平方キロメートル、日本の約1.25倍。世界で2番目に大きな島。
食物 タロイモ、サツマイモ、ヤムイモなどのイモ類が主食。海岸沿いは魚が豊富。魚や野菜をバナナの葉っぱで包んで蒸し焼きにしたムームーなど。
宗教 キリスト教徒が多数。祖先崇拝など、依然伝統的信仰も根強い。「精霊」の住む国といわれる所以。
動・植物 9000種以上の植物、250種の動物、700種以上の鳥の宝庫。又世界の蘭の約3分の2がパプアニューギニア原産。国旗にもデザインされている極楽鳥は、世界の43種のうちの38種パプアニューギニアに生息している。
パプアニューギニアの国旗。極楽鳥と南十字星が描かれている。
パプアニューギニアの歴史
19世紀後半から、ニューギニア島に天然資源を目当てにヨーロッパ人が増え、南東部はイギリス領(通称パプア)、北東部はドイツ領(通称ニューギニア)、西(現在のインドネシア)はオランダ領に3分割される。1906年にオーストラリアがイギリス領を引き継ぎ、オーストラリア領パプアになる。第一次世界大戦でドイツがオーストラリア軍に占拠され、撤退、ニューギニア島の東半分はオーストラリア領となり、1921年、正式にオーストラリア委任統治国パプアアンドニューギニアとなる。第2次世界大戦では、日本軍が進出し、1942年1月23日、ラバウルを占領。ここを拠点に、レイ、ポートモレスビーなどを攻撃。しかし連合軍の反撃に敗退、1945年無条件降伏により武装解除される。これらの戦争をきっかけに、ニューギニアの人たちの独立の意識が徐々に高まり、1963年にはニューギニア島西半分のオランダ領がインドネシア領イリアンジャヤとして独立、そして1975年9月16日、ニューギニア島の東部を中心としたオーストラリア領が正式に独立、パプアニューギニアとなる。英国連邦の一員で、エリザベス2世を元首とする立憲君主制。
日本との関係
1975年、独立と同時に外交関係を樹立。79年からは青年海外協力隊派遣を開始、97年には航空協定を結ぶ。在留邦人数は228名、、在日PNG人数は49名('00.10.)。太平洋戦争の激戦地であったことから、慰霊に訪れる人も多く、近年はリゾート地としても注目度が高まっている。
なに語を話すの?
公用語 英語。
共通語 ピジン語、ヒリモツ語が広く話されているが、少なくとも500を超える部族が850以上の異なる言語を使用している。
→パプアニューギニアの言葉ピジン語入門へ
旅の基礎データ
入国と出国 入国には基本的にビザが必要。60日の観光・商用目的ならポートモレスビーの国際空港で直接取得可能。必要なものは、6ヶ月以上残存期間があるパスポート、往復の航空券、ビザ手数料25キナ。日本でビザを取得する場合は在日パプアニューギニア大使館(03-3454-7801)が対応しており、パスポート、往復の航空券、写真(5x5cm)2枚、申請書2通が必要。出国手続きは出国税30キナが必要。
時差 日本時間より1時間進んでいる。
予防接種 日本から直接入国する場合は原則として不要。ただし、長期滞在滞する場合は、地域によってはマラリアの予防薬を常飲(まずは蚊に刺されないよう夕方は長袖、靴下を履くなど予防する)、また、A型肝炎、B型肝炎、ジフテリア、黄熱病などの予防接種がしたほうが望ましい。マラリア予防薬は現地でも手に入る。詳しくは各都道府県の保健所に問い合わせのこと。
税関 荷物検査はかなり厳しいらしい。(と聞いていたけれど、私の入国の際は口頭による質問のみだった)特に食物関係は注意が必要。免税範囲は酒類1リットル、タバコは200本まで。
通貨・両替 1Kina(キナ)=100toea(トヤ) 2003年1月現在1Kina=約33円。地域によっては今なおシェルマニー(貝のお金)を使うところもある。空港や市内の銀行、両替所、ホテルで日本円から直接両替可能。→パプアニューギニアのお金へ
電気 240V、50hz、電圧は多少不安定。停電は日常茶飯事。プラグはオーストラリアと同種の3つ穴式、0型タイプ。
チップ 基本的には必要ない。
治安 首都ポートモレスビー市内やラエなどの一部の地域では治安が悪いところもあり、外務省の渡航情報で注意喚気がでている。そのほかの地域については通常の海外旅行の注意で良いが、PNGは国内移動の道路網があまり発達しておらず、またガイドの案内なしでは、言葉の面、動植物観察や、祭りなどのイベントに参加するのが難しいため、個人旅行ではなく、ツアーで訪れる人がほとんど。
2002年パプアニューギニアイベントカレンダー
| コーヒーフェスティバル 5月4-5日 |
ゴロカ(ラウンラウンシアター) |
| マスクフェスティバル 7月25-27日 |
ラバウル(クイーンエリザベスパーク) |
| エンガショー 8月9-11日 |
ワベック(ワベック・モマスサッカー場) |
| マウントハーゲンショー 8月17-18日 |
マウントハーゲン(カガムガショーグランド) |
| モロベショー 10月19-20日 |
レイ(モロベショーグランド) |
| バンブー・ガラムショー 11月16-17日 |
マダン(レイ・ワデン競技場) |
| ホリデーカルチュアルショー12月30-31日 |
マウントハーゲン(カガムカショーグランド) |
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