パプアニューギニアの言葉-ピジン語入門-


公用語が英語とはいえ、実際に広く共通語として話されているのはピジン語「ピジン-TokPisin-」。1880-1914年の植民地時代にプランテーションで強制労働させられていた頃に英語と現地語の混成語としてできあがった言葉といわれています。どんな言葉か簡単に言うとすれば、ブロークンイングリッシュのような感じ。だけど、英語より文法や語彙数、前置詞など格段に少ないので、言語として習得しやすいほうかも。例えば銀行はHaus mani 、お金[money]の家[House]だったり、台所はhaus cook、女の人はmeri、これは英語の女性の名前によく使われる[Mary]からきているという分かり易さ。もしPNGに行くと決めたら、このピジン講座を是非是非参考あれ。



                     
あいさつ

日本語 英語 ピジン
おはよう。
Good Morning. Moning.
こんにちは。
Good Afternoon. Apinun.
げんき?
How are you? Yu orait?
すみません。 Excuse me(Sorry). sori.
ありがとう。 Thank you. Tenkyu.
またね。 Goodbye.(See you.) Lukim yu.


自己紹介
こんにちは。
はじめまして、お会いできて嬉しいです。
アイといいます。
日本からやってきました。
Hello.
I'm pleased meet you.
My name is Ai.
I'm from Japan.
Apinun.
Mi hamamas long mitim yu.
Nem bilong mi Ai.
Ples bilong mi Siapan.


ちょっとした会話編

あなたのお名前は? What is your name? Wanem nem bilong yu?
何をしているのですか? What are you doing? Yu mekim wanem?
どこへ行くのですか? Where are you going? Yu go we?
写真を撮ってもいいですか? Can I take a photo? Inap mi kisim poto?
とても美味しいですね。 It is very delicious. Em i swit tru.
かっこいい! Cool! stail ya!


お買い物編

〜を買いたいのですが。 I'd like to buy... Mi laik baim...
これ、なんですか? What is this? Dispela em i Wanem?
おいくらですか? How much is it? Em i Hamas?
高いですねー。 That's expensive. Pris i antap tumas.
見てるだけです。 I'm just looking. Mi lukluk tasol.
これ、買います。 I'll take/have it. Mi kisim dispela.
どうもありがとう。 Thank you very much. Tenkyu tru.


探しています
〜はどこですか? where is a/the...? ...i stap we?
トイレ bath/wash room lik lik haus/toilet
ビーチ Beach nambis
バス停 bus stop bas stop
病院 hospital haus sik
交番 polise station polis stesin
マーケット market maket


よく使う形容詞

良い/悪い good/bad gutpela/nogat
大きい/小さい big/small bikpela/smolpela(liklik)
近い/遠い close/far klostu/longwe
多い/少ない plenty/little planti/liklik


ピジンには同じ言葉を2回重ねている単語をよく耳にします。
響きがとてもユニークなので、ちょっと幾つか紹介してみます。

うんち PekPek   ペクペク
おしっこ PisPis   ピスピス
ワニ PukPuk   プクプク
七面鳥 PiPi     ピピ
NatNat   ナットナット
石焼き用土釜 MuMu    ムームー
食べ物/食べる KaiKai    カイカイ
見る lukluk    ルクルク
水浴び WasWas   ワスワス
腰巻き布 LapLap   ラップラップ
自転車 WilWil   ウィルウィル
少し/小さい LikKik    リクリク
伝統的なダンス SingSing   シンシン
精霊(スピリット)のひとつ DukDuk   ドゥクドゥク


ここ、東ニューブリテン島では、トーライ族という部族が約3分の2以上を占めていて、彼らはトーライ独自の言葉「クアヌア-Kuanua-」語を話します。慣れると、どんな顔つきの人がトーライかわかるようになります。もしココポ、ラバウルを訪れたなら、クアヌアで挨拶をすると、それはそれは喜ばれます。ということで、クアヌアの挨拶を紹介しておきます。

日本語 クアヌア
おはよう Malana マラーナ
こんにちは Ravian ラヴィアン
こんばんは Marum マルン 
ありがとう Boina Tuna ボォイナトゥナ
はい(おっけー) Yorokonbo ヨロコンボ
またね Iyoro イョーロォ

ちなみに、ラバウルとは、クアヌアで「マングローブ」、ココポとは、「土砂崩れ(地震などで地面が崩れてできた土地)」という意味だそうです


せっかくなので、私の愛するふるさとの言葉も紹介しておきます。
第6段の今回は、「ただいま」バージョンで。

標準語 熊本弁訳

どうだった、
パプアニューギニアは?

とても人が優しくて、
とてもいいところだったよ。

いいな、
いつか行ってみたいな。

うん、いつか行ってみてね。


どがんだったと、
パプアニューギニアは?

たいが人が優しくてね、
たいがよかとこだったよ。

よかね-、
いつか行ってみたかね。

うん、いつか行きなっせね。



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